ご挨拶

   
当ページにアクセス頂き誠に有難うございます。
シニア・シルバー対応多世代型賃貸「アマンテラス」の前身は、平成12年より運営を開始した若年層向けの食事付きのシェアハウスです。シェアハウスでは親元を離れ1人暮らしを始める学生が一つ屋根の下、共に生活し、ある時は不安を仲間に相談し、またある時は喜びを仲間と分かち合う、など様々な状況を共有し互いに支え合い助け合うコミュニティが自然にできあがります。こんなシェアハウスの運営を開始し約20年になりました。その時々で運営主体者として苦楽は多々ございますが、孤独ではない家庭的なこの場所は本当に良い空間だなぁと折に触れ感じます。
 
さて、翻って昨今の日本の状況を考えてみますと、皆様ご承知の通り、日本は急速な人口の高齢化や生活習慣の変化の時代に突入しています。高齢化の進展に伴う生活習慣病は増加し、要介護の認定者は当初の目算をはるかに超えるスピードで増加しております。
地域包括ケアシステムという言葉を聞くようになってもうどれくらいになるでしょうか。住み慣れた地域で暮らし続けるられるよう「医療・介護・予防・生活支援・住まい」の5つのサービスを一体的に受けられる、地域を包括的にケアする仕組み作りが進められてきました。さて皆さんの実感としていかがでしょうか?国や行政機関も医療分野でも介護・福祉分野でも、地域でもしっかり前向きに取り組まれている事に相違ないと思います。ただしかし実感としてそれを上回るスピードで高齢化が進んでいるように思います。
今後も少子高齢化が進展する中、健康で生活できる期間をいかに延伸していくかは、国や行政、医療機関頼り、他人任せではなく、まずは自身で自身の健康づくりに努める自助、あるいは地域で地域の人たちを支える、お互いがお互いを助ける互助が必要なのではないでしょうか?
 
2018年、第7次医療計画、第7期介護保険事業計画がスタートする年となりました。個人ができるだけ介護を必要とせず、できるだけ長く自立した生活をできるようにするためには、先に述べた通り自分自身で生活の課題を解決する「自助」、地域の住民同士が助け合いそれぞれが抱える生活課題をお互いに解決し合う「互助」の必要性はこれまで以上に重要になってくるものと思います。
 
例えば、健康寿命の指標として次の3つのものが示され、福岡県を見てみますとこんなデータが出ています。
平成25年(2013年)
「日常生活に制限のない期間の平均」男性70.85才 女性74.15才
「自分が健康であると自覚している期間の平均」男性70.71才 女性73.99才
「日常生活動作が自立している期間の平均」男性78.71才 女性83.56才
これからは、まずは自身が、自主的に健康づくりをし、地域住民が主体となり健康づくりをし、健康寿命の延伸を図る時代なのです。
 
厚生労働省は、2013年3月、2014年3月の地域包括ケア研究会報告書において、地域包括ケアシステムの構成要素と「自助・互助・共助・公助」について次のように説明しています。
 
【住まいと住まい方】 生活の基盤として必要な住まいがきちんと整備され、本人の希望と経済力に沿った住まい方が確保されていることが地域包括ケアシステムの前提です。周囲のサポートは必要ですが、それと同時に高齢者のプライバシーや人間としての尊厳が十分に守られた住環境を実現する必要があります。 
 
【生活支援】 心身の能力の低下、経済的理由、家族関係の変化などの要因があっても、尊厳ある生活を継続できるように生活支援を行います。 生活支援の中には、食事の準備など、サービス化できる支援から、近隣住民の声かけや見守りなどのインフォーマルな支援まで幅広く存在し、担い手も多様です。
 
【介護・医療・予防】 個々人の抱える課題に合わせて「介護・リハビリテーション」「医療・看護」「保健・予防」が専門職によって提供される(有機的に連携し、一体的に提供)。ケアマネジメントに基づき、必要に応じて生活支援と一体的に提供。   
 
【本人・家族の選択と心構え】 「住まいと住まい方」「生活支援」「介護」「医療」「予防」の5つの構成要素には含まれないものの、地域包括ケアシステムを支えていく重要な要素として触れておく必要がある部分です。単身・高齢者のみ世帯が主流になる中で、在宅生活を選択することの意味を、本人とその家族が理解し、心構えを持つことが重要です。  
 
 
シニア・シルバー世代、この先、自立した生活を営むためには生活機能の維持だけではなく、役割や生きがいを持って日常生活を過ごすことが重要です。身近な地域で役割や生きがいを持って生活できる居場所、シルバー・シニア世代が集う通いの場、人とのコミュニケーションが図れる場、そんな場所が必要です。 
 
話を戻します。これまで私共は若年層の為のコミュニティを作って参りました。しかしこの日本のご時世において誰が一番このコミュニティを必要としているか?それは、これからのお1人暮らしに不安を抱えるシニア・シルバー世代ではないでしょうか。そうであれば、これまで私共が培ってきたこれまでのノウハウを活かし、若年層だけではなくこれからの不安を抱えるシニア・シルバー層にもこのことで、食事の不安、住まいの不安、寂しさを解消し、生活の質を保てる、あるいはより元気になっていくことができる場所として、もっともっと役に立てるそんな場所にできる、そう考えました。またそうすることにより、介護を必要としない(介護保険を必要としない)期間が延ばされ健康寿命の延伸につなげられるのではないかと考えました。
 
加えて、運営主体者である私自身、医療従事者としても約20年間現場に携わって参りました。もちろん介護の現場にも。その経験は、例えば、リハビリテーションの視点から身体機能の維持・向上を図る事、動作を分析し低下している能力を見極める力、その個人に適した生活環境づくりのアドバイスなど、ここで生活する方々のサポートにも少なからず役立てられるものと考えております。
 
シニア・シルバー世代が可能な限り長く自立した生活を営むためには、これまで続けたきた生活機能を維持するだけではなく役割や生きがいを持って日常生活を過ごす事が重要です。 
 
アマンテラスは、都会にある豪華な高齢者向けの施設とは異なり、築約20年の小さなシェアハウスです。立派な施設とは比較になりませんが、ただの食事付きの住まいという事だけではなく、『自分の選択する生き方を自分らしく過ごすことができ、自分に合った形でQOL(生活の質)を保てる』そんな大人のシェアハウスでありたいと思っております。
 
またアマンテラスの入居者様だけではなく、地域の方々と共に健康への取り組みや介護予防への取り組みを充実させながら、ニーズに応じて食堂を開放しシニア・シルバー世代の方々が集える場所として、また健康教室をしたり、アクティビティをしたり、精神的賦活が図れる場所として、アマンテラスを利用頂けるよう、今後も努めていきたいと考えております。
 
お近くに来られた時には、どうぞお立ち寄りください。 
 

健康寿命を延伸するために


アマンテラスのフレイル・サルコペニア予防の取り組み
 
フレイル(虚弱)について
加齢が進むにしたがって徐々に心身の機能陰低下し、日常生活活動や自立度の低下を経て、要介護の状態に陥っていく。この心身機能の著明な低下を示すものを虚弱(frailty)と一般的に呼んでおり、要介護の原因として非常に重要であり、複数の要因によって要介護状態に至る病態と考えられている。全国民の予防意識を高めるため虚弱を「フレイル」と呼ぶ事を2014年に日本老年医学界から提唱されました。
今後の超高齢化を考えると、「身体の虚弱(フィジカルフレイル)」だけではなく、「精神・心理の虚弱(メンタルフレイル)」、「社会性の虚弱(ソーシャルフレイル)」の全てを含めて対応していく必要があると言われています。
 
フレイルの構成要素
・体重減少
・活力低下(抑うつ傾向)
・筋力低下
・歩行速度の低下
・活動量の低下
 
後期高齢期に入ると徐々にフレイル(虚弱化)に傾き、いわゆる「食べ過ぎても太れない」「食べないとすぐに痩せてしまう」という世代に入ります。特にサルコペニア(加齢性筋肉減弱症)や変形性膝関節症、脊柱管狭窄症などを中心としたロコモティブシンドロームが顕著に現れるようになる。その時期から慌てて健康体になろうと頑張っても、なかなか戻しにくくなる。したがって、より早期から『栄養バランスの良い食事』をとり、適度な運動を行い、仕事、趣味、余暇活動などで社会参加をする事備えておくことが1つの大きな鍵となります。
 
運動と食事の重要性
フレイルとサルコペニアの予防には、筋肉を大きくする(減少させない)事が重要。
それには、必要なエネルギー・たんぱく質などの栄養が充分に摂取できる事。筋肉や内臓に蓄えられたたんぱく質を維持する事が必要である。そうする事で、転倒・骨折しにくい体になる。筋肉や皮膚が強くなる。カゼなどの感染症にかかりにくくなる。病気やケガからの回復が早くなるなどを図り、元気で生き生き、意欲的に活動しながら毎日を送る事につなげたいと考えます。
 
機能的健康度(自立度)と地域コミュニティ
約20年間にわたり約6000人の高齢者を対象に行われ機能的健康度(自立度)の追跡調査(2010年)の研究結果によると、男性の場合、20%弱が60才以降に急速に自立度が低下し、重い介護状態になっている。また約70%が75歳ころを境に徐々に自立度が低下している。これらは虚弱化と言われておりロコモティブシンドロームやサルコペニア、認知症などで自立だが低下していく可能性を多く含む。逆に約10%が90才まで概ね完全自立を維持していたとの事。75才以上の後期高齢者は心身ともに虚弱化しやすいため、元気高齢者の健康増進(虚弱予防)と虚弱な高齢者生活支援(在宅ケア)が必要であり、地域コミュニティの活動が必要です。アマンテラスでシニア・シルバー世代のヨリドコロとして食堂を開放する日を設けています。是非地域の方々に有意義に使って頂きたいとおもいます。
 
「食う」「寝る」「出す」=(食事)(睡眠)(排泄)の重要性
在宅診療(2016年2月)という冊子に「食う」「寝る」「出す」でhappyという連載が掲載されており拝読した。その内容は在宅医療に造詣の深い医師より『定期的な訪問診療では、日常生活が安心して問題なく過ごせいているかを中心に診ています。「食事」「睡眠」「排泄」が順調であればまず問題はありません。あとは「バイタルサインの異常」「痛み」「認知症の周辺症状」などがなければ、医師としてする事はほどんどありません』という非常に共感できる内容であり健康管理の基本と重要性を再認識したものでありました。幸いにもアマンテラスには排泄、排便のスペシャリストのサポーターがいます。アマンテラスは「食う」「寝る」「出す」が標準装備な場所でもあります。
 

  
 
 
介護が必要なわけではないけれど、今後の一人暮らしが不安・・・
特別に立派なところに住みたいわけでもない。
 
ただ、いろんな事を自分で選択しながら、
今より安心して、自分の身の丈に合った生活をしたい。
 
そんな気持ちに寄り添ってできた
シニア・シルバー世代に対応した住まいです。
 
 
 

シェアハウスとしての経験

2000年 
・食事付きのシェアハウスとして運営を開始。

「口から入る食事こそが元気の源」と考え、日本の食事形態である主食・主菜・副食を組み合わせバランスの取れた栄養のある食事にこだわり現在に至る。
 
2010年 
・嘉麻市の農家さんと契約 ・嘉麻市・飯塚市の味噌屋さんと取引開始
 
嘉麻市(大谷さん)の農家から直接おいしい新米が届けられる。
添加物を使用しない手作りの天然味噌の製造を依頼。
 
2018年 
・より安全な浴室に改修
床:滑りにくい防滑性/転倒時の衝撃吸収/高断熱性/冬場のヒートショック防止
浴槽縁の拡大、手すりの設置
 
・緊急通報システムの設置
 
 
・シニア、シルバー世代が集える場所として「健康教室&カフェ」を開始
 

   
「お蔭様で、今日までご入居者様の身体や食事に関する事故は1度もなく運営を続けています」
 
 

医療従事者としての経験

 
アマンテラスは施設ではありませんが、より安全に安心してお住まいになられるよう、医療分野(急性期・回復期の運動器・脳血管疾患・脊髄損傷のリハビリテーション)、介護保険分野(デイケア・デイサービス、訪問リハビリテーション、介護予防、認知症予防)の現場で培った経験を可能な限り盛り込みました。
 
建物に関しては、病院での高齢者、障がい者の方の住宅改修や国土交通省高齢者等居住安定化推進事業のアドバイザーの経験をもとに、例えば、心疾患や脳血管疾患の寒冷期のリスクを減らすためのヒートショック対策、浴室は万一転倒した際には、衝撃を緩衝するフロア材への変更、浴槽出入りの際の安全性を高めるため浴槽縁の間口を最大限広く設け、健常者も高齢者も脊損の方でも使いやすくなるようユニバーサルなものにしました。また、屋外動線も毛足3.0~3.5㎜の人工芝を敷設し万一の転倒の際の衝撃を和らげるようにもしています。
このような形で危険リスクを減らしながら、自立した身体機能をできるだけ長く持ち続けられるよう、段差や壁、手動ドアなどのバリアを取り除くことなく、安全な“バリア有りー”を進めています。
 
この他、アマンテラスの運営には、理学療法士さん、看護師さん、ケアマネージャーさん、福祉用具業者さんなど、心強い仲間たちが運営を応援、サポートしてくれています。
 
 
 

プレスリリース

 
 (毎日新聞 平成30年6月28日)

 

 
 
「今後のお1人暮らしに不安を抱える方、今後のお1人暮らしを楽しみたい方、食事作りやお掃除に疲れを感じるようになった方、お気軽にご相談ください」
  
「脊髄損傷の方、脳梗塞・脳出血を患った方などで、自立した生活を希望される方、一度ご相談ください」
 

    アクセス

 
食事付きシニア・シルバー対応型多世代ホーム
「アマンテラス」
〒820-0101 福岡県飯塚市綱分925-2
TEL:0948-80-8080 (晴れ晴れ晴れ)

 交通アクセス
 
<アマンテラス>
国道201号線赤坂出口より車で2分
西鉄バス 綱分停留所から徒歩5分
西鉄バス 関之台団地停留所から博多・天神まで1時間
 
<ホワイトハイツ枝光>
JR枝光駅から徒歩3分
JR枝光駅から小倉駅まで10分
都市高速枝光インターまで車で1分
北九州都市高速は九州自動車道にも連結しています